今日のトレーニング。
今日は上半身メインのトレーニング。
課題は「正しい感覚が正しいフォームをつくる可能性」を探ること。
- 加圧エアロバイク10分→エアロバイク5分
- ハイクリーン
20/40/50/60/70kg×3×5 - ベンチプレス
60/70/75kg×10・7・5/70kg×7/65kg×7/60kg×7 - ベントローイング
60kg×12/70kg×12/80kg×10×3 - シュラッグ
80kg×15×3 - バックプレス
30kg×10×3 - 腹筋いろいろ
- エアロバイク10分
まだ膝の調子もよくないので、今日も無理せず軽い重量で「感覚重視」のトレーニング。
【今日の気づき】正しく力を伝えれば正しいフォームになる
これ、僕がトレーナーをしていた時も感じていたことですが、重い重量を扱えない今だからこそ改めて試してみようと思いました。
結果。。。
やはり、フォームは「つくるもの」ではなく「つくられるもの」ですね。
例えばスクワット。
よく「股関節と膝と足首を同時にまげて…」といった感じで教わることがありますよね?
僕もトレーナー初期はそうでしたし、ごもっともなんですが…
これを鏡を見ながら正確に実践するのはかなりの練習と時間が必要で、効率的か?と言われると微妙です。
また、実際に正しいフォームができたとしても鍛えたい場所に正しく刺激が入っているか?というとそうでもないことが多々あります。
「股関節伸展筋群を鍛えたい」ということでローバースクワットを選ぶものの、四頭筋(太ももの前)ばかりに効いてしまうという人もいます。
しかも、ここが重要なんですが…
問題は「正しいフォームで動いたからといって正しい力発揮ができるとは限らない」ってことなんですね。
例えば…
世界一の俊足ウサインボルトのフォームをまねしたからといって足が速くなるとは限らないし、大谷正平のマネをしたからといって165キロの速球が投げられるわけではありません。
これは、単純な筋力だけの問題ではなく「フォーム=正しい力発揮」ではないということです。
だって、、、
そもそも人の身体の形は一人ひとり違います。
黒人は手足が長く腱も長いのに対し、日本人を含むアジア系は手足が短く腱も短い。
もっと言うと、日本人同士でも全然違います。
元が全然違うのに同じ形を目指す?というのも…
おかしい感じがしますよね?
そこで出てくるのが「ただしい力発揮優先」の考え方。
スクワットで言えば、「足裏に意識を集中し重心がぶれないようにしゃがむ」というようにすると、身体が勝手に効率的なフォームを作ってくれます。
結果、世間一般で言われる「正しいフォーム」ではなかったとしても、「自分にとって正しいフォーム」になるわけです。
一般的にいわれる「正しいフォーム」を否定するわけではありません。
各個人骨格差はあれど、「正しいフォーム」はおおよそは正しいと思います。
でも、それを正解とするにはちょっと問題があると思うわけです。
っとなんだかマニアックな話しになってきたので、詳しくは別の記事で深堀したいと思いますが、、、
皆さんも、トレーニングをするときは「感覚」を重視する日を設けてみてください。
正しいフォームで動いても理想の力発揮ができないこと。
理想の力発揮をするよう意識すると、自然と正しいフォームになること。
これを感じることができると思いますよ。
是非おためしください。。。
っということで今回はこのへんで!
お疲れさまでした!